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作業療法士の歴史


作業療法士の歴史

作業療法士の歴史は、1965年に「作業療法士及び作業療法士法」が制定されたときから始まる。翌1966年、第1回国家試験が実施されて、特例措置の受験者を含む183名の作業療法士の有資格者が誕生した。とはいえ、法制度が整う以前から、作業療法にあたる治療法は確立されていた。

作業療法の始まり(海外)

作業療法の始まりは、古代ギリシャ時代にさかのぼる。精神を病む人々に対して、生活の中で自由な生産的作業活動や、時にはレクリエーシ。ョン活動などをすることが生活の秩序をもたらし、治療の効果があると認められてきた。

作業療法の始まり(日本)

ドイツ留学から帰国した呉秀三は、1901年、巣鴨病院医長となり、精神科作業療法を始めた。同病院では裁縫室、野外作業などの作業療法を実践。その後、巣鴨病院は世田谷区に移転し、松沢病院と改称。呉秀三以来、加藤普佐次郎、菅修等によって作業療法による治療体制が築かれていった。第二次世界大戦後(1945年以降)は、国立武蔵野療養所の関根真一所長や小林八郎医師らが、生活療法の中に作業療法を取り入れた。

国家資格の作業療法士誕生

1963年、日本で最初の作業療法士(OT)・理学療法士(PT)養成校(3年制)である、国立病院機構東京病院附属リハビリテーション学院が認可された(なお同学院は2008年3月に閉校するまで、両学科あわせて1514名の卒業生を輩出)。
1965年、「理学療法士及び作業療法士法」が制定。翌1966年、第1回作業療法士国家試験が行われ、国家資格としての作業療法士が誕生した。2008年時点で42,354人の有資格者がいる。